「日本人の9割が間違える英語表現100」キャサリン・A・クラフト[著] ; 里中哲彦編訳, 筑摩書房, 2017年発行
2020.06.09
「英語を話せるようになりたい」なら、短い瞬間英作文をたくさんすると良いそうです。
“電車が遅れてる”“今日は雨だって”“昨日観た映画面白かった”など、普段自分が家族や友達・職場の同僚と話す何気ない日常会話の一言を英語で話す練習です。とはいえ、すぐには多くの例は思いつきません。短文がたくさん載っている本はないかなと思っていた時に見つけたのがこの本です。
この本には100個の題材が載っています。見開き1頁を1つの題材に当て、左頁に日本人が考えそうなフレーズ、右頁にネイティブが言いそうなフレーズをそれぞれ例示・解説しています。つい言っしまいそうな例が多くて、なるほどと思ったり、この単語でこんなことが言えるんだと驚いたりしました。分かったような分からないようなで見逃していた英語の知識を整理するのに役立つ本だと思います。
最初から読む必要も、全部を読む必要もありません。気になるフレーズだけ見るというつまみ食いのような読み方で大丈夫。難しい単語を使っているわけではないので、勉強としてではなく、気軽に読むことができる一冊です。 (n) 837.8 S / CrKa (3階閲覧室)