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「人類にとって「推し」とは何なのか、イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみた」 横川 良明[著], サンマーク出版, 2021年刊

2022.12.26

「人類にとって「推し」とは何なのか」イケメン俳優オタクの著者、横川良明氏が本気出して考えている本です。「私にとって「推し」とは何なのか」ではなく、人類規模で考えているわけですから、スケールが違います。とにかく「推し」がいる人生のすばらしさを熱く熱く語っています。

さて、ここで少し考えてみてください。みなさんにとって、「推し」とは何なのか。「推しなんていません!」なんて、寂しいことを言っちゃあいけません。胸に手を当てて、目を閉じて、自分の心に聞いてみるのです。…ドラマで気になっていたあの俳優さん、今話題のサッカー選手、まだ無名のお笑い芸人さん、幼稚園の頃から大好きなキャラクター、飼っているハムスターの小次郎…。ほら、あなたにだっていたでしょう、「推し」が。

思えば、「推し」のおかげで世界が広がったり、ご飯がおいしく感じられたり、バスが少々遅れたってへっちゃらだったり。「推し」が自分にとってどんな存在なのか、その答えは人それぞれだと思います。

果たして、人類にとって「推し」とは何なのか、横川氏が最後に辿り着いた答えとは!

それでは、横川氏の言葉をお借りして締め括らせていただきます。

「どうか今日もみなさんと、みなさんの推しが幸せでありますように。」(H)(3階閲覧室 772.1/YoYo)