10/16(火)の5講時(16:10~17:40)、言語聴覚専攻3年生の学習ステーション ピア・サポーター3名が、
同学科の2年生を対象に「SLTA(標準失語症検査)練習会」を行ないました。
SLTA(標準失語症検査)は、
「聴く」「話す」「読む」「書く」「計算」について6段階で評価し、
失語症の有無、重症度、タイプを診断できる失語症の代表的な検査です。
2年生は、明日10/18(木)から授業内でSLTAの試験が始まるとのこと。
3年生は、自分たちの経験を伝えることで、試験に向けて後輩たちの不安を和らげるとともに、
臨床実習に対応する心構えや基礎的な知識を身につけてもらえればと練習会を開催しました。
当日は、言語聴覚専攻の2年生16名が参加しました。
最初に、2年生が疑問に思っている点などを明確にしたあと、
3年生は「検査を始める際に秒数を記入しておく」「○○さんと名前で呼ぶ」「ちょっとした挨拶や会話をする」などのように、
検査を行なう際のポイントや去年の試験の時に自分たちが気を付けた点などを後輩たちに事細かに伝えていました。
次は、実際にSLTAを使い、利用者さんへの問いかけの仕方や、
答えが間違っていた際のヒントの出し方等、注意すべき点をおさらいしていました。
最後に、2年生は順に一人ひとり訓練室へ移動をし、
3年生からマンツーマンで模擬試験をしてもらっていました。
気を付けるポイントがたくさんあり、不安だと思いますが、
これだけ練習したのだから自信をもって、精一杯力を発揮してください。
✍staff:k