みなさんお元気ですか?
こどもの成長やアスリートのパフォーマンス向上には良い食事が欠かせません。
私自身、選手引退してからも健康を維持するために食事には気を配っています。
さて、私が現役時代も、もちろん食事には気を使っていましたが、
試合前の「勝負飯」や毎日欠かさず摂る食べ物などはありませんでした。
私はアスリートの中では食事についてこだわりを持たず、感覚を大切にする方だったと思います。
もちろん、鍛練期には壊れた筋繊維を修復し、疲労を回復させるためにしっかりと栄養のバランスや
食事量を考慮していましたし、食べるタイミングや順番にも意識していました。
ただ、この時期は1日何キロカロリーを摂取して、この栄養素を摂るために
このメニューでないといけないということはありませんでした。
ちなみに、2008年北京五輪で銅メダルを取った日のお昼ご飯はなんと、インスタントカレーでした!
ここまで直前になると、自分が食べたいもの、気分(感覚)に添うものを食べることも大切だと思います。
このように、食べることは栄養を摂取するだけではなく、気持ちを満たしたり、
リラックスしたり、コミュニケーションを促進する役割もあります。
さあみなさんも、楽しく、おいしく、バランス良く食事を摂って、健康な生活を心がけましょう!
朝原