看護研修(オーストラリア)の体験談④
研修内容
期間 2025年3月17日~3月26日(10日間)
費用 45万円
参加者 看護学科2名
宿泊 ホームステイ
内容 グリフィス大学看護学部教員による講義、グリフィス大学学生との交流、ゴールドコースト大学病院看護師によるセミナー、現地クリニック看護師によるセミナーと交流、現地動物園・ビーチ観光

研修に参加した動機・目的
・将来看護職だけでなくても海外で暮らしてみたいと考えていた為。
・視野を広げる為。
・過去に海外に住んでいた経験から、海外で働いてみたいと思っていた。オーストラリアは看護師になると永住権を得られることから、オーストラリアでの看護就職に興味があった。
満足した点
・現地の病院やクリニック、看護科の実習施設を訪問し日本との差を感じて自分には海外が合うか日本が合うかを考えることができた。また景色の良い場所なので朝日は圧巻であった。
・現地で働いている日本人の方や、学生をしている日本人の方にこれまでの経歴や海外就職を目指した理由、オーストラリアで暮らす上で感じるメリットデメリットなどを聞くことができた。
プログラムの授業はどうでしたか?
・三人の看護師さんに出会いとても貴重な講義の中で、オーストラリアの医療の現場を知り、日本には病院に公立や私立との分け方はないが、オーストラリアにおける二種類の病院のあり方の違いなどを学び、日本にもほしいと感じた。
・講義は参加型のものが多く、随時質問をして良い雰囲気だった。オーストラリアの医療は大きく分けて2つあることを知った。病院視察では、日本の病院より病床が埋まっていないことが印象的だった。これも、患者を早く退院させるための政策をとっているからだということを知った。
文化体験・観光はどうでしたか。
・買い物やカフェ、ご飯は全て美味しく景色も綺麗であった。日本では経験できない時間を過ごす事ができ、英語でオーダーも初めて出来て良い経験になった。
・オーストラリアは日本好きな人が多い印象を受けた。街中を歩いていても日本人?と話しかけてもらえたり、観光ならこのクーポン使うとお得だよと教えてもらえたこともあった。また、街中にも日本人が多く、公共交通機関に乗ると必ず日本語が聞こえてきた。
ホームステイはどうでしたか?
・ホームステイはMotherもdaddyも娘さんもフレンドリーで笑顔が素敵な家族で、私達の為に、「困ったことはないか」、「今日はどんな事をしたの?」と話す内容を向こうから言ってもらえたことが嬉しかった。
・私のステイ先は普通の家の空いている部屋にステイさせてくれる感じだった。基本朝ごはんはセルフで夜ご飯はファミリーと一緒に食べた。わかりやすい英語で話しかけてくれるので英語ができなくてもある程度は理解できた。どこの家の人も言っていたが、ホストファミリーは留学生を受け入れることに慣れているから、英語がペラペラでなくても伝えたいことをジャスチャーや単語で伝えたら大体汲み取ってもらえる。伝えようとすることが大事だと思った。
この研修に参加し語学力の伸びを感じましたか?
・語学力が無さすぎるので今後自分一人で海外の方と日常会話を余裕で出来るぐらいの英語力を身につけたいと強く思った。また,オーストラリアはアメリカ英語と違いイントネーションが特徴的なので難しかった。
・個人的にはアメリカ英語に慣れていたから、オーストラリア英語が聞き取りにくいことも少しあった。特にゴミ箱のことをBoxやCanと言わずにBinということに驚いた。専門知識というよりは海外で看護師として働く上でただ英語ができるのではなく、専門用語や略語を用いて仕事をしなければいけないという壁を知った。
この研修により自分がどう変わりましたか?今後どう活かしていきますか?
・今後看護学生として2年間過ごしてから数年日本の看護の現場で働いた後,オーストラリアにワーキングホリデーで2年程過ごしたいと強く思い、日本でも海外の方が沢山いるので英語で困っていたら話しかけてサポートしてあげたいと感じた。
・朧げに海外で働きたいなと思っていたが、実際に現場を見て、甘い世界ではないのだと感じた。でも、どこにいても努力しなければいけないなら、海外で働くという目標に向かってチャレンジするのもいいかもと思った。とにかく語学力が必要なので今から英語の勉強をして、将来の選択肢を増やそうと思った。
アドバイス
・軽くわかるように単語を覚えたり、挨拶や発音をしっかり出来るように事前に1ヶ月前ぐらいからユーチューブなどで英語に慣れる事も大切だと感じた。
・英語がペラペラでなくても、ある程度聞き取れたら大丈夫だと思う。ホストファミリーは英語ができない人の受け入れに慣れているから、とにかく伝えようとジャスチャーや単語で伝えることが大事。看護の知識を問われることはないから心配することはない。
・習慣の違いは私のホームステイ先はあまりなかったが、日本では毎日洗濯を回していたが、オーストラリアは全地区が水不足で節水しているので、週に3回ほどしか回さないそうで、でも回して欲しい時はしっかり相手に伝える事が重要。
・他の海外に比べて日本に似ている気がした。強いて言えば、買い物をしている時などにHi!やHow are you?と言われるので笑顔で受け答えしたり、会計の後にはThank youと言うようにしていた。
・食事はメインと言うものがあまりなく、BBQはパンに挟んで食べたり、ご飯も一応あるが、水分が少なくパサパサしているものが多いので、日本から何か持っていくと良いと思う。
・私のホストファミリーは自分で食べられる分だけ入れたらいいよと言ってくれたが、他の人のホストファミリーの家では食品にこだわっていて小麦を出さない家とかもあったので、心配なら何か食べ物を持って行ったほうがいいかもしれない。でも、日本料理屋も多く、ショッピングモールに行ったらひろ寿司という巻き寿司が売っているお店もあるので多分大丈夫。私の周りは最後までホストファミリーの出してくれるご飯で過ごしていた。
・3月の中旬で暑いと言われていたので半袖を持っていったが、結構曇りが多く風も強いので寒い日が何日もあったので長袖も数枚持っていくといいと思う。突然の豪雨があるので折り畳み傘は常に持つことが必要だと思う。
・ゴールドコーストに行くなら半パンとサンダルは持っていくべき。足だけ海に入ることができる!私は半パンを持って行ってなかったのでジャージのズボンを捲り上げて入った。
・持って行った方が良いものは水・お茶(ペットボトル)・味噌汁・なれた味のお菓子
・持って行った方が良いものは、レターセット(最後ホストファミリーに手紙を書く用のもの)・お土産(説明しやすいものが良い)・洗濯ネット(自分の洗濯物がどれかわかりやすかった)。持って行かなくて良くなかったものは、タオル(ホストファミリーが大量に持っている)・上着(全然暑い)。
・疑問や不安はとにかく話すことが大事。ホストファミリーも聞いたら答えてくれるし、不安なら旅行会社の人に聞いたら解決してくれる。特にアトラス(旅行会社)の人はとてもフレンドリーなのでほぼ親だと思って色々話していた。また、もしフリータイムがあるなら現地に暮らしている人におすすめのスポットやカフェを聞いておくのがおすすめ!私は大学に通っている日本人の方におすすめのカフェを教えてもらってフリーの日に友達と行ってきた。友達に関しては、知っている人がいなくても同じ看護師を目指す同世代というだけで話が合うので大丈夫。
看護研修(オーストラリア)の体験談③
看護学科 1名(2023年度春期出発)
研修内容
期間 10日間
費用 約42万円
病院視察・実習参観・グリフィス大学学生との交流、看護師のセミナー
ホームスティ・観光(コアラ保護区域・ブリスベン散策・ゴールドコーストなど)
VOICE
将来海外で働きたいのと考えていたので、今回の研修でオーストラリアの保険や病院の状態、オーストラリアで看護師をめざす場合は何を行うべきかについて知ることができたのがとてもよかった。これからは目標に向かって、一つ一つ目の前のことをきちんとしていこうという意識が芽生えたのが自分の中での変化であった。
ホームステイは小さいお子様と一緒に遊んだりして楽しかったが、食べられないものなどはきちんと伝えることが大事だと感じた。
語学は日常生活ができるくらいまでは伸ばすことができた。看護も挨拶など基本的なことからコミュニケーションをよくとることが大切だと感じた。
看護研修(オーストラリア)の体験談②
看護学科 Yさんの場合(2019年度出発)
研修内容
期間 2週間
費用 約38万円
看護英語レッスン・病院視察・実習参観・クイーンズランド大学(UQ)学生との交流会・日本人看護師のセミナー・老人介護施設見学・ホームスティ・観光(コアラ保護区域・ブリスベン散策・ゴールドコーストなど)
VOICE
看護研修を通して日本と海外の医療現場や看護師の違いについて知ることができました。実際に働いてる日本人看護師さんから直接お話を聞いて、看護師という仕事は世界共通だけど、国によって制度などは異なることを実感しました。
この研修では、医療英語の難しさを一週目で感じ、2週目ではオーストラリアの障がい者施設やデイケア施設、病院を訪問し、自分の目ではっきりと見ることができました。
日本で生活してると日本の制度が当たり前に感じてしまいますが、海外ならではの考え方をオーストラリア看護研修に行くことで知ることができました。オーストラリアでの沢山の思い出と共に看護師になっていつか海外で働きたいという意欲が湧きました。この研修は忘れられない看護研修となりました。
看護研修(オーストラリア)の体験談①
看護学科 Sさんの場合(2018年度出発)
研修内容
期間 2週間
費用 約38万円
看護英語レッスン・病院視察・実習参観・クイーンズランド大学(UQ)学生との交流会・日本人看護師のセミナー・老人介護施設見学・ホームスティ・観光(コアラ保護区域・ブリスベン散策・ゴールドコーストなど)
VOICE
英語を話すことは苦手でしたが、英語研修によって簡単な単語で会話を繋いだりなど躊躇なくコミュニケーションをとることができ、この研修を通して日本とは違う看護の世界が見れました。日本では患者さんを運ぶときは人が支えたり持ち上げたりするのに対し、オーストラリアでは機械で人を運ばないといけないそうです。現地で働く日本人の看護師さんに詳しく話を聞き、オーストラリアで働く環境についても詳しく教わりました。日本で育ってきてそのまま日本で就職していたら考えもしないような対応や、働きやすい環境があるオーストラリアの職業事情を知ることができて仕事に対する考え方も変わりました。英語の勉強をもっと頑張ろうと思ったし、将来の選択肢が増えたことも良い経験でした。
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