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ヨガWell-Being研修(バリ島)の体験談

2023年度夏季出発

研修内容

期間 2023年8月20日から9月2日までの14日間
費用 約20万円
参加者 12名(心理学科5名、健康栄養学科4名、子ども教育学科1名、キャリア形成学科1名、その他1名)
宿泊 ホームステイ 内容

① ホームステイ (英語の通じる家庭で、家族の在り方を学ぶ)
② バリ島内の大学生達との交流 (ウダヤナ大学日本語学科の学生)
③ バリ島の文化体験 (ガムラン演奏、バリ舞踊、お供え物づくり、バリ料理作り)
④ 孤児院で子どもたちとの交流 (学生が日本文化や遊び等を教える)
⑤ ヨガ (日課として実施)
⑥ バリヒンドゥーから死生観を学ぶ
⑦ バリ島のお祈りや浄化の儀式への参加など



研修に参加した動機・目的は?

・自分の語学力を試すため。
・海外に興味があったから。コミュニケーションの幅を広めたかったから。
・現地でヨガをしたいと思っていて、海外にも興味があったから。
・短い期間で海外に行ってみたかったから。
・バリ島でヨガをする機会は滅多にないと感じたから。
・東南アジアには行った事がなく、貴重な経験になると思ったため。

良かった点は?

・大学生の交流会があったので、友達を作ることができた。
・海外の人と多く交流し、積極的なコミュニケーションができるようになり、様々な価値観と触れ合ったことで新たな行動をしてみようと思った。
・治安や衛生面の不安があったが、思っていたよりも安全で清潔だった。フリータイムも多くあったので、プログラム以外にも自分のやりたいことを選択することができ、自由度の高さが良かった。
・孤児院に行ったり家庭料理やお祈りで使う物を作ったり、色々体験できた。現地の人とも仲良くなった。
・現地の担当の方が、とても丁寧、親切であり、プログラム以上の経験が出来た。



プログラムの授業や視察はどうでしたか?

・バリの歴史的な舞踊や文化に触れる機会が多く、とても学びが多いプログラムであったと感じた。現地の学生との関わりや孤児院の訪問など、普通のツアーでは体験することができないような経験ができたと感じる。
・孤児院のこどもたちとの触れ合いは、なかなか経験することが出来ないため貴重であった。今後、自分の出来る範囲内で支援したいと感じた。
・ウダヤナ大学の生徒さんとの交流では、日本語を専攻されている生徒さんのおかげで楽しくコミュニケーションを取ることができた。

文化体験・観光はどうでしたか?

・お供え物を作った。使用する植物にはそれぞれ意味があることを学んだ。
・バリの歴史的な舞踊や文化に触れる機会が多く、とても学びが多いプログラムであったと感じた。現地の学生との関わりや孤児院の訪問など、普通のツアーでは体験することができないような経験ができたと感じる。
・特に沐浴体験が印象に残っている。普段、観光客は行かないような所へ連れて行ってもらい、お祈りと沐浴をした。最初の印象と違って、体験してみるととても楽しかった。
・自由時間も、現地のタクシーアプリを使って安心して観光をすることができた。



ホームステイはどうでしたか?

・毎日清掃が入ってくれて、とても清潔だった。部屋は広く、冷房設備や鍵もしっかりしていたので、快適で安心した空間で過ごすことができた。
・設備もよく、プライバシーが守られた空間であったと感じる。2週間という長い期間なので、個人の時間を欲しいと思っていたが、それが十分確保できるホームステイであった。
・ホストファミリーはとてもフレンドリーで、掃除も2日に1回してくれた。また私の誕生日には、花束を部屋に置いてくれるなどサプライズもしてくれた。ルームメイトとは、学年も学科も違ったが、仲良くなれた。また、ひとりでどこへでも出かけるルームメイトのマインドがとても素敵で憧れた。素敵な人たちに出会えたと感じた。

この研修に参加して、語学力/専門知識等の伸びを感じましたか?

・話す能力は元々低かったため、伸びたとは感じなかったが、聞くことに関しては、自分の力を存分に使うことができ、また、どのようなコミュニケーション方法が言語の壁を越えるのに必要なのかを考えることができた。
・研修に参加する前まではほぼ英語を話すことができなかったが、他の人の英語を聞いているうちに少しずつ英語を話せるようになっていた。
・文法がちゃんとしていなくても、知っている単語が少なくても、話そうとすると現地の人は聞こうとしてくれるし、自分次第でどうとでも会話はできた。
・現地の人と英語で話したりお互いに言葉を教えあったりすることが出来た。バリ島の歴史や死生学を学ぶことが出来た。
・たった2週間だったが、自分から行動する積極性を学ぶことができた。
・簡単な英語とスマホなどの翻訳アプリがあれば、不自由なく過ごすことがでるが、お店の人や大学生との交流の中でもう少し英語を話せたならと思う場面も多かったので、語学学習に対する意欲が湧いた。

★この研修により自分がどう変わりましたか?今後どう活かしていきますか?

・他の国で主体的に生活する中で、自分にとって必要なもの、そうじゃないものを見極める力がついたのではないかと思う。
・自分の事ばかり考えていたが視野を出来るだけ広げ、色々なことに積極的に挑戦していきたいと思えるようになった。
・不安が高く、何事にも保守的に動くことが多かったが、今回の体験を通じて「自分で行動してみたい」と思うようになった。現地では1人で行動することが多かったので、自分で選択をして、自分で体験し、感じることができたことが嬉しかったし、自信にも繋がった。今後は、自分がどうしたいのかということを大切にしていきたいと感じた。
・より海外に行きたくなった。少しの時間でも日本と違う考え方や日常を体験して視野が広くなった。仲良くなった人たちと英語、バリ・インドネシア語で話せるようにしていきたい。
・人と違うことをするのをもっと堂々としていていいと思えたほかに、日本の狭い堅苦しい考えが少しあほらしいなと感じた。もっと自由に自分のしたいことを、自分のありたいように自分の責任で自分の進路を歩んでいかなければいけないと思った。今後もっと自分の行動に責任を持ち、自分の道は自分で切り開いていく、強い女性になろうと思った。

あなたにとってのWell-Beingとは何ですか?

・特に人間関係において、自分のことをありのままに表現できる友人がいること、そんな環境にいること。そして、自分から自分を表現できる環境に身を置けるように行動することが、よりwell-being につながるのではないかと思う。
・私にとってのwell-beingとは未来のことよりも今をどう過ごすのかだと思った。日本にいるときは未来に対して今、自分にとって何が必要なのかを時間を追われながら考える日々を過ごしていた。でも、バリ島に来て生活を送って行く中で朝からビーチでヨガや現地の人と触れ合い時間を追われることを忘れて今を楽しんでいた。未来のことを見据えて行動をするのは大事だけど、それで選択肢がどんどん狭まるのであれば、私は今を大事にしたいと思う。何かに追われるのではなくてタイミングがあると思います。今が楽しければ未来も前向きになると感じた。
・日本では「○○しないといけない」と次々タスクに追われて、それらをこなすことで精いっぱいだったが、バリでの暮らしは、良い意味で何もしない時間があるからこそ、自分の選択や感覚を大切にすることができたように感じる。ヨガの体験や、バリの文化に触れ、日本から少し離れて物事を考えるからこそ、本当の自分の気持ちに気づくことができたと思う。私にとってのWell-Beingは、本来の意味とは離れてしまうのかもしれないが、「自分の考え・感覚に気づき、それをありのままに感じられること」であると感じた。
・私にとってのWell-Beingとは、一人の時間を大切にできることだと思う。いくら仲のいい友達といても気を使うし、家族と話していても心は落ち着つくが、それはどちらかというと、瞬間的な幸せ"Happiness"に近いように感じる。この研修中に、持続的な幸せとはなにかを考えた時、一番に思いついたのが、夕方一人で海を眺めたことだった。誰と会話をする訳でもなく、ただぼーっとその日あったことを振り返ったり、今の自分の気持ちを素直に受け止めたりする時間があったことで、より友達とも向き合うことが出来、体調を崩すこともなくなった。ストレスが溜まると、すぐに体調崩してしまうこともあり、心の健康は体の健康だと身をもって感じた。そのため、心が幸せを感じると体も健康であり続けることができる。自分自身を大切にできることは、心と体の幸せであり、持続的な幸せをもたらすものだと感じた。
・私にとってのWell-beingとは、自分を大切にすることで心、身体、社会的な繋がりが満たされること。そして、満たされて溢れた分を、人に分け与え、周りの人々もHAPPYであること。
・自分の在り方だと思う。どのような環境でも苦しいと思うのか、成長できるととらえるのか。自分の考え方に答えはあると思った。人それぞれ幸福感も違う。それを見つけ出すのは自分次第であり、自分の感情は自分でコントロールするものであると。それが自分の責任であり、あり方であると思った。我慢するのではなく、たくさんのストレス発散方法がある。人と話す、運動をする、歌うなど。自分の中で制限をかけているからしんどいと感じるのではないかと感じた。もっと自由に、もっと簡単に、しかしながら自分の行動に責任を。そのくらいのマインドでいると頻繁に幸せと感じることが増えると思う。そして、何より、何事にも感謝の気持ちを忘れずにいることに尽きると感じた。

アドバイス

1) 語学/専門知識等の勉強について
・日常会話を軽くできれば生活で困ることはないと思う。
・物価、危険性、治安などある程度調べた方が現地に行って驚くことがなく、素直に楽しめると思う。
・日常会話をマスターして研修に参加するとより満足度が上がると考える。

2) 習慣の違い・マナーなど気をつけるべき点について
・行く国の宗教などは事前に調べておくべきだと思う。
・おしぼりは出ないことが多いので、ウエットティッシュは絶対必要。トイレも流せないからティッシュが必要。財布にお金入れすぎないこと。
・YESマンにならないこと。自分の意見は、はっきり伝えること。

3) 食生活について
・現地の料理は無理して食べると体調を崩すこともあるので、現地でのスーパーなどで自分に合うものを見つけてしっかりと食べることが大事。
・コンビニなどで売っているパンは賞味期限が切れているものが普通にあるから、気にする人はちゃんと見た方がいい。買った缶のジュースとかは口を拭いてから飲んだ方がいい。日本食もあるし、イタリアンやカフェが多くあるから、現地の味が合わなくても食べるものはあると思う。屋台で安いおかずが売っていたりするけど、腹痛などのリスクを回避したい人は、普段日本で使うくらいの食費は持っていった方がいい。現地は物価が安いから、日本よりは安く食べられるけど、マクドナルドとかスタバとかチェーン店はどこも日本と同じ値段。
・基本口の中に入れる水は、ミネラルウォーターを買って使う。生物や半熟のものが入っている料理は食べない。

4) 服装について
・寒暖差が激しいため、上着を持っていった方が良い。
・寺院参拝の時には沐浴するので、サンダルの方が良い。

5) 持っていったほうが良いもの
・除菌シートは、全てが安全な環境とは言い切れないので持っていって便利だった。シャンプーや洗剤などの日用品は現地でも揃えられるので、荷物がかさばると思うなら持って行かなくてもいいと思う。
・虫除けスプレー、水着、ティッシュ、海外使用のドライヤー、電圧変換器、帽子、サングラス
・整腸剤

6)その他
・英語など話せなくて困ることはあるかもしれませんが、ジェスチャーなどを使えば意外と通じますし、それもまた楽しいです。強気でいろんなことにチャレンジしてください。
・タクシーをよく使うためアプリを入れて行った方がよい。レートをチェックしているといいこともある。
・とにかく充実した2週間でした。2週間で、この研修費はとても安いと思います。同じアジア人であるため、どこか親近感も湧き、優しい気持ちになれます。おすすめの研修です!

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