2021年8月31日,高校1年生女子(7名),男子(2名),教員(1名)を対象に,「理系か文系か~学際領域の重要性~」と題して,出張講義を実施しました。
授業では,「人文科学」「社会科学」「自然科学」の学問体系を紹介し,それぞれの科学にける大学の学部や学科について,具体的に説明しました。さらに,大学での学びは細分化しているものの,実際の社会課題(例えば,太平洋島嶼国におけるプラスチックごみ問題,海面上昇など)は,ひとつの学問からのアプローチでは解決は難しく,多くの専門性が必要になってくることを解説しました。
最後に,文系か理系か進路を考えるにあたり,理系に進んでも文系の仕事(例えば,会社の事務や営業として働くなど)に就くことはできるが(実際には多くの人がそうである),文系に進んでも理系の仕事(例えば,会社の研究職やエンジニア)に就くことは,専門性の観点から難しいことなども,具体的な事例を挙げて紹介しました。
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