2025年6月16日、兵庫県洲本市にある蒼開高校の3年生10名を対象に、オンラインで「「先生の失敗から学べ~進路に悩む高校生にぜひ受けてほしい授業~」と題してオンライン講義を実施しました。失敗する人には3つの共通点「情報不足」「思い込み」「傲慢」があるとを説明し,これによる自身の失敗談を語りました。
そして、進路を選択する際には、「テストの点が良いか悪いか」ではなく、「何が好きか、将来どんな職業に就きたいか」という視点が大切になることを述べました。講師自身は、大学は理系に進み、就職も技術系に進んだが、今は、文系の大学で人文社会系の研究をしているいるが、その逆(文系から理系に転向すること)は極めて難しいことを述べました。
最後に、社会人基礎力について、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の重要性に触れ、来年新設予定の社会学部社会共創学科が提唱する、この社会人基礎力をさらに発展させた社会共創力(「社会に向き合い未来を展望する力」「人と社会をつなぐ力」「主体的にチャレンジする力」について、その概念を説明しました。