2024年3月26日,オンラインにて本プログラムの下半期定例会を実施しました.
定例会には,
京都府教育庁指導部高校教育課 田中 誠樹 総括指導主事
大阪府教育庁教育振興室高等学校課 阪口 巨基 指導主事
京都府立北稜高等学校 松原 久 先生
京都府立東稜高等学校 糟野 譲司 先生
京都光華中学校/高等学校 間浦 幹浩 先生
※順不同
にご参加いただきました。
最初に本学から,2023年度の活動として,参加者数や活動内容などを紹介させていただきました.特に,京都大学上賀茂試験地サイエンスツアーに参加した女子高生がナレーションを担当したVR動画の制作などについて説明しました.
次に,北稜高校の松原先生からは,天文地学部の取組を中心に,研究内容が日本地理学会で会長賞を受賞されたことなどを紹介いただきました.光華高校の間浦先生からは,併設大学と連携した取組として,花の色素を応用した色素増感太陽電池の実験的学習を紹介いただきました.そして,東稜高校の糟野先生からは,環境と防災をテーマとした取組の中で,テーマ学習のみならず,論文執筆のための文章の書き方やプレゼンテーション手法に関する学習を取り入れられたことなどを説明いただきました.
続いて,京都府教育庁田中総括指導主事からは,本学の取組が各高校に広がりつつあること,取組に対する生徒の主体性が見えてきたこと,理系を選択することで英語の重要性が増すことなどをお話いただきました.最後に,大阪府教育庁の阪口指導主事からは,「探究セミナー」を開催し,セミナーにおける女子生徒の参加が多いことなどをご説明いただきました.
いただきましたご意見を参考に,今後も本プログラムの改善を図ると同時に,地域の中学高校と連携した取組を展開していきたいと思います.
NEWS一覧へ戻る