実施担当者紹介(VR教育への期待)

京都光華女子大学
キャリア形成学部長・学長特別補佐
教授/高野 拓樹

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2020年度から4年間実施しましたJST本プログラムでは、これまで多くの女子中高生・保護者・教員の方にご参加いただきました。ご参加いただきました皆さま、そして、ご協力機関の皆さまに厚く御礼申し上げます。

さて、実施期間では、新型コロナウイルス感染拡大に見舞われ、本プログラムにも大きな影響がありました。予定していた授業やフィールドワークを中止したこともありました。しかし、このような状況の中で、VR技術に出会うことができました。

学習にVR技術を導入することにより、どのような社会情勢下であっても安全を確保しつつ、リアルと同等、あるいはそれ以上の教育効果が得られる可能性があります。本プログラムでも一部導入しましたが、今後は、引き続き環境と防災をテーマとして、VR教材の開発をさらに進めたいと思います。学習における効果的なVR教材の導入が可能となれば、中高生の地球環境に対する問題意識と災害に対する想像力を高めることができると確信しています。