トップページ > 地域連携の取組

地域連携の取組

PROJECT 産官学連携プロジェクト

科目「産官学連携プロジェクト」とは

 学外の連携先(地域や企業、行政など)のリアルな課題をプロジェクトとして取り組むことにより、社会人としての基礎力(「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」)を養成すると同時に、現場での実践力を高めます。

2022年度 プロジェクト科目

aクラス(前期)

地域との連携を通じた学びと成長

連携先:三条会商店街

この商店街と本学は、これまで各種イベントの開催を通じて地域との交流を図ると同時に、同商店街の賑わいに貢献してきた。改善点を検討し更なる新企画を運営する。

bクラス(後期開講予定)

地域との関わりを通じた学びと成長

連携先:京都市 洛西竹林公園

荒廃が進む竹林問題に焦点を当て、竹とその歴史や有効利用について学び、持続可能な竹林整備についてボランティア活動などを通じて考察する。

cクラス(集中講義)

持続可能な世界遺産という課題に向き合う

連携先:京都市右京区仁和寺

京都の世界遺産の社寺について、現地で実践的なフィールドワークを当該社寺の協力も得て行う。世界遺産としての魅力を掘り下げるとともに、仁和寺が有する貴重な文化財の活用と保存にも注目して、持続可能な世界遺産という課題に向き合う。

dクラス(後期開講予定)

データで見る人口減少社会と
将来の防災まちづくり

連携先:地域団体(企業、行政、NPOなど)

荒授業を通して、統計データから社会の将来像を明らかにするデータ分析力に加え、外部機関と連携し、避難・避難所運営に関する提案書の作成や避難所の模擬運営を行うなど、企画力・実践力を身につけることを目指す。

eクラス(後期開講予定)

地域との連携を通じた学びと成長

連携先:京都市うずまさ学園

この授業では、そうした就労支援施設(障害をもつ人が自己実現と社会参加を目指して働く)で社会福祉専門職として障害者の支援に携わる職員を講師として招き、働くことの意味や障害について理解することを目的としている。

fクラス(前期)

介護予防支援

連携先:右京区地域介護予防推進センター

地域と連携して介護予防(口腔機能低下予防)支援に取り組む。地域の高齢者の方々を対象に、口腔機能の低下を予防し、いつまでもおいしく安全に食べ続けることの啓発を行う活動に取り組む。

過去のプロジェクト科目はこちら

学まちコラボ、右京区まちづくり支援制度

​京都市や右京区の支援を受け、子育て支援などの地域課題や環境問題など、さまざまな課題解決に向けた取り組みを地域の方と協働で進めています。 「学まちコラボ」(※1)や「右京区まちづくり支援制度」(※2)といった、市や区の助成制度 に採択され、支援を受けながら取り組んでいる事業も多数あります。

(※1)学まちコラボ:京都市と大学コンソーシアム京都による、魅力ある地域づくりや地域の課題解決に向けて、大学・学生が地域と協働で取り組む事業を支援する制度。
(※2)右京区まちづくり支援制度(大学・学生枠):京都市右京区による、右京区大学地域連携協定締結の7大学を対象に、大学や研究室等による地域課題解決や地域資源発見等に関する研究や活動を支援する制度。

学まちコラボ事業 これまでの取組

右京区まちづくり支援制度 これまでの取組

学まち連携大学促進事業

2020年度、京都市と公益財団法人大学大学コンソーシアム京都が平成28年度から実施している「学まち連携大学」促進事業に本学の取り組み「京で学び・京で働き・京に暮らす~地域連携型プログラムの展開~」が「スタートアップ型」で採択されました。
この「学まち連携大学」促進事業は、地域連携の取り組みを学部・学科の枠を超えて、大学の組織的な取り組みとして定着させ、充実・発展させることを目的に実施されています。 ⇒ 活動紹介動画はこちら

地域連携プロジェクト

もみじプロジェクト

チーム西京極(西京極駅前緑地帯整備事業)

昭和48年から、阪急西京極駅前には、大きなケヤキがたくさん植わっていました。しかし、このケヤキの落ち葉や鳥糞の始末の問題から、地域住民よりケヤキを伐採する要望がありました。駅前広場を地域の憩いの場として有効利用したいとの住民の意見から、平成25年度より、本学、行政、地域住民、地域企業からなる駅前整備事業の実行委員会「チーム西京極」が、住民の意見を反映した公園づくりを検討してきました。伐採したケヤキのうち、1本は西京極運動公園に移植し、残りは本学の環境ボランティアサークル「グリーンキーパー」の学生がベンチや看板に加工し、広場に設置しました。平成27年度5月には、新たに生まれ変わった広場にて完成式典が行われました。

チーム西京極(西京極駅前緑地帯整備事業)

もみじプロジェクト(シカ被害対策プロジェクト)

近年、日本各地で野生鳥獣による農作物への被害が深刻化しています。京都市右京区の北部に位置する京北地域でも、鹿による被害が年々増加しており、その対策として右京区では「もみじプロジェクト」が推進されています。このプロジェクトの目的は、鹿の被害を食い止め、捕獲した鹿を有効活用しようとするもので、この取り組みに賛同した本学短期帯学部ライフデザイン学科の教職員および学生が、レシピの考案や勉強会、鹿肉料理教室などを開催し、鹿肉普及に向けて活動しています。
⇒ 活動の様子(学Boooブログ)

2020年度の取組

■ 防護服製作の取組

チーム西京極(西京極駅前緑地帯整備事業)

簡易防護服製作と寄贈

2020年、新型コロナウィルス感染症拡大にともない、医療や福祉の現場では、施設設備の限界や従事者の疲弊など、大変厳しい状況が続いておりました。
「登校、出勤などを含め外出が制限されている中、私たちにできることは何か–」を考え、簡易防護服の作り方動画を公開し、学園在籍者(園児、児童、生徒、学生、教職員)や地域の方々にご協力いただけるよう呼びかけました。その結果、地域の方を含め多くの方にご製作いただき、医療法人財団康生会武田病院様へ、合計924着の簡易防護服を届けることができました。。

⇒ 防護服の作り方の動画はこちら
*動画は榊原記念病院様のウェブサイトを参考に制作しています。

医療従事者への皆さまへ、感謝の気持ちを伝えるイラストやメッセージ

■ 多職種連携研修会

公益財団法人笹川保健財団より地域啓発活動助成金を受け、本学健康科学部看護学科・地域連携推進センターが主催となり、オンライン(zoom)にて研修会を開催しました。
本研修会は、「『親亡き後』精神障害者の自己決定を支える多職種研修会」をテーマに、看護師・作業療法士・精神保健福祉士・生活支援員など医療や福祉に携わるさまざまな職種の方を対象に実施しました。毎講演後には、職種の垣根を越えて活発な質疑応答、意見交換がなされました。

テーマ 講師
第1回(2020/10/18) 精神科病院における患者の意思決定をどう支援するか 医療法人静心会桶狭間病院 藤田こころケアセンター 看護部長 野中英雄様
第2回(2020/11/26) 患者と家族を結ぶ専門職者の支援 医療法人静心会桶狭間病院 藤田こころケアセンター 医療福祉相談室課長 森井曜子様
第3回(2020/12/14) 就労継続支援B型とは 就労支援事業所ひこばえ 生活支援員 高尾憲治様

pagetop