泣いても笑ってもこれが最終授業!!関係者一同で振り返り&ごくろうさん会!
2015.01.27
1月27日(火)5限。これが科目最終の授業日であり、一緒にやってきたメンバーで顔をそろえるのもおそらくは最後です。
本学から一同そろって「かしの木学園」に寄せていただきました。そして、学内発表会で披露したものと同じパワーポイントを使って成果報告をしました。それに対し、施設側からもコメントがありました。今回は、大学、施設双方にとって初めての試みであり、難しい部分はあったこと。しかしながら、障害者福祉施設の“販売”という業務を協働できてとてもよかったこと、学生が販売したシュトーレン200本のおかげで、利用者さん全員が工賃100円のベースアップが可能となったこと、その100円というのは普段の利用者が従事する作業だけでは難しい価値ある金額なこと、売れた本数も成果だが、言葉に表れない学生一人ひとりに様々な学びがあるはずで、それがとても嬉しいことだと言葉をいただきました。
ただ、利用者の方々や施設のことをどれだけ買ってくださった方たちに伝えられたのか?といえば、そこは弱かったのでは?との指摘も受けました。
1・2回生中心のこのチームでは、初めてのことだらけで、次々にやってくる作業に目が奪われて、肝心の目的を忘れがちでした。そうした課題も1年間やってきたからこそ見えてきたことです。是非、学生一人ひとりが自身の学びとして、次につなげてもらえればと願います。
最後なので、施設からはお菓子や果物を準備してくださり、学生と職員さんがそれを囲んで交流する時間が広がりました。これこそが、一緒に手を携えてやってきたからこそ生まれた地域連携の姿かもしれません。今回、山あり谷ありの1年でしたが、誰の心にも「やって良かった、学べてよかった」という思いが宿り、大きな宝物を得ることができたプロジェクト科目だったと思います。