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第2期生:第4回~脳の機能 脳の損傷後に起きること~ 障害がある人でも普通に生きていける社会とは?
2026年1月25日(日)、本学において、チャレンジプログラムの第4回目が開催され、小学5年生から中学1年生までの31名の受講生が参加しました。今回のプログラムのテーマは「脳の機能」です。
まず始めに、科学技術の発展を歴史的な観点から解説していただきました。次に脳の働きや脳と心の関係、脳の進化について学び、その後、補色残像や盲点、短期記憶や長期記憶の実験を実施しました。また、ストループ課題という、人間の注意や脳の情報処理の仕組みを調べるための心理学実験では、向かい同士でペアを組み、お互いに文字を読み上げるタイムを計って大いに盛り上がりました。



プログラムの後半では、上田先生が担当されている患者様をゲストにお迎えし、脳腫瘍を切除した後に起こった障害(高次脳機能障害)により、生活する上で困難なことを具体的にお話していただきました。

受講生からは、「脳に対する興味が湧きました。また障がい者の方には温かい思いやりの心が必要だなと思いました。」「脳の働きについて考えたことがなかったが、今回の体験を通じて人間にとって大切なのだと理解ができました。」「脳について詳しく学ぶ機会が今までなかったのでとてもいい勉強になりました。」などの感想が寄せられました。
最後に、ご担当いただいた上田先生から、「健康に暮らしていると、障がいのある方たちがどんなことで困っているかを想像するのは難しものです。まずは今の社会がどのようになっているかを正しく知ること。その上で、いろんな人にとって暮らしやすい社会を作るにはどうすればいいのかを考えてほしい」と受講生たちに熱いメッセージが届けられ、本プログラムの目的の一つである「思いやりの心を育てる」講座となりました。
【講座担当:上田 敬太教授(福祉リハビリテーション学科)】
次回の開催予定
・日程:2026年2月8日(日)
・場所:京都光華女子大学
・テーマ:「みんなの心臓や血管は毎日どんな活躍をしているのかな?」
このプログラムでは、血圧を測ったり聴診器やエコーを使いながら心臓や血管の働きについて学びます。11月のだ液の働きに引き続き、身体の働きについての知識・理解が深まることが期待されます。