自照社出版発行 (3000円/221p/19cm)
タイトル:『義足経』研究の視座
著者:加治洋一・漢訳仏典研究会
*一般書店でもご購入いただけます
目次:
■『義足経』における「黠」「慧」に関する一考察 名和 隆乾
■『義足経』における因縁物語
-第10経と第14経に説かれる因縁物語とその図像表現- 中西 麻一子
■パーリ聖典におけるsrad-√dhaの内容検討
-「信」と「欲」をめぐる本語の意味に関連して- 古川 洋平
■「辟支仏の偈」について 阿賀谷 友宏
■『義足経』訓読 漢訳仏典研究会
編者の加治洋一氏は長年研究会を主宰し多くの人材を集め緻密な漢訳文献の解読研究を大学の授業の傍ら鋭意続けてこられたが、その成果の一部が本書である。本書にはその研究会メンバーの成果も掲載されている。 (本書まえがきより)
自照社出版発行 (2400円/201p/19cm)
タイトル:日本の宗教と文化―陰陽師、勧進聖らの担った民俗信仰―
著者:児玉 允・根井 浄・木場 明志・加藤 基樹・豊島 修・根井 浄
*一般書店でもご購入いただけます
目次:
■自然崇拝と霊魂崇拝 児玉 允
■山中他界と海洋他界 根井 浄
■巫術・占術・呪術―陰陽道の歴史― 木場 明志
■苦行と滅罪 加藤 基樹
■作善と勧進 豊島 修
■神と仏―神仏集合― 根井 浄
海と山に囲まれた自然の中で培われた、日本人の罪業意識や浄土への憧憬―。 庶民の生活に密着した宗教文化の諸相を、陰陽道の実際、勧進聖の活動、 熊野信仰、神仏習合などの動向によって窺う講演録集。 (本書帯より)
自照社出版発行 (2000円/201p/19cm)
タイトル:ブッダのことばから浄土真宗へ
著者:荒牧典俊
*一般書店でもご購入いただけます
目次:
■序章
・インド大乗佛教から浄土真宗へ
・インド大乗佛教から浄土真宗へ一貫する究極の真実
■第1章
・ブッダのことば
・ゴータマ・ブッダの原体験とは
・ブッダのことばに学ぶ
・原始佛教から大乗佛教へ
■第2章
・大乗経典運動の起源
・佛像の出現と大乗経典運動
・大乗佛教哲学の成立
■第3章
・浄土思想の展開
・浄土はどこにあるか
・親鸞聖人の根本の宗教体験
・曇鸞大師と親鸞聖人
原始佛教から浄土真宗へいたる佛教思想史を見渡し、
佛教者の宗教的根本転回こそが佛教のエッセンスであること、
現代において、それを実現する「浄土」の必然性を説く。 (本書帯より)
海と山に囲まれた自然の中で培われた、日本人の罪業意識や浄土への憧憬―。 庶民の生活に密着した宗教文化の諸相を、陰陽道の実際、勧進聖の活動、 熊野信仰、神仏習合などの動向によって窺う講演録集。 (本書帯より)
自照社出版発行 (2000円/278p/19cm)
タイトル:宗教の相貌―民族と宗教を考える―
著者:近藤十郎・畠中光享・延塚知道・小田淑子・小野田俊蔵・加島祥造
*一般書店でもご購入いただけます
目次:
■第1章 キリスト教―民族宗教から世界宗教へ― 近藤十郎
■第2章 ヒンドゥー教―ヒンドゥーの神とその造形― 畠中光享
■第3章 浄土教―人間とは何か― 延塚知道
■第4章 イスラーム教―帰依と律法― 小田淑子
■第5章 チベット仏教文化の拡がり―チベット・モンゴル― 小野田俊蔵
■第6章 タオイズムについて 加島祥造
平成12年度に『宗教と教育Ⅰ』をテーマに開催した「光華セミナー」の 講録を、1冊の本としてまとめました。 「凡人ゆえの戒律か、凡夫ゆえの念仏か――。
宗教は人間をどう捉え、どこへ導こうとしているのか。 人間と宗教のあり方を問う。」(本書帯より)
自照社出版発行 (2400円/256p/19cm)
タイトル:生老病死の教育観 仏教と心理療法
著者:太田清史・岩宮恵子・阿満利麿・老松克博
*一般書店でもご購入いただけます
目次:
■第1章 現代のライフサイクルと仏教の死生観 太田清史
■第2章 子どもと異界 岩宮恵子
■第3章 仏教の性愛観 阿満利麿
■第4章 中年期の諸問題と仏教 老松克博
■第5章 死を超える 阿満利麿
■第6章 真宗の死生観 太田清史
平成10、11年度「光華セミナー」の講義のうち、6回の内容を編集した1冊。 「現代人の心理的な病理に仏教者・臨床心理士はいかに取り組んでいるのか―。 仏教の人間観をふまえて、心理療法に新たな視点を提言する。」(本書帯より)